(つづき)

(でんとうてきナバホのけっこんしき)

th (5)

 

 でんとうてきに、ナバホぞくにおけるこっこんは、おとこがつまのじゅうきょへ「むこいり」することによってじじつかされる。おとこにとっていちばんだいじであるとみなされている「うまのくら」をさげて、つまのホーガン(でんとうてきには「おんなのホーガン」と「おとこのホーガン」というくべつがそんざいする)にうつりすむわけであるが、つまはおっとのそこうたいどであれ、なんであれ、「このおとこはやくたたずだ」とはんだんすると、おっとがでかけているうちに、おっとのにもつとうまのくらをホーガンのそとにもじどおりほうりだしておく。これが、つまからおっとへのみくだりはんである。つまにこれをされると、おっとはほうりだされたにもつをかたにかけ、すごすごとじっかにかえる。

th (1)

(げんだいバージョンでもシャーマンがしきをあげる)

 (つづく)