(つづき)
(でんとうてきナバホのけっこんしき)
でんとうてきに、ナバホぞくにおけるこっこんは、おとこがつまのじゅうきょへ「むこいり」することによってじじつかされる。おとこにとっていちばんだいじであるとみなされている「うまのくら」をさげて、つまのホーガン(でんとうてきには「おんなのホーガン」と「おとこのホーガン」というくべつがそんざいする)にうつりすむわけであるが、つまはおっとのそこうたいどであれ、なんであれ、「このおとこはやくたたずだ」とはんだんすると、おっとがでかけているうちに、おっとのにもつとうまのくらをホーガンのそとにもじどおりほうりだしておく。これが、つまからおっとへのみくだりはんである。つまにこれをされると、おっとはほうりだされたにもつをかたにかけ、すごすごとじっかにかえる。
(げんだいバージョンでもシャーマンがしきをあげる)
(つづく)