<つづき>

 よる、わたしは、ホーガン(おもやとつながっている)にねたのであるが、しゅうしんまえ、スティーブがこのホーガンをおとづれ、このでんとうてきたてもののせつめいをしてくれた。とうざいなんぼくにもそれぞれつぎのようないみがあるという。

Utah

 

Navajo-Indian-Rug

 

Navajo Indian House in Arizona

 

 ひがし:いりぐち (このルールはぜったいにまもらなければならない)

 みなみ:こども

 にし:おとこ

 きた:おんな (じゅうようなものはここにおく)

 また、ひがしとにしはおのおの「さいしょのおとこ」と「さいしょのおんな」のほうがくであり、みなみは「ちしき」を、にしは「りかい」を、きたは「しんねん・しんこう」をあらわしているのだという。

 にんげんのりょうあしで、みぎあしは「おんな」で、ひだりあしは「おとこ」、そのあいだのくうかん(あな)はいりぐちで、ここからペニスがそうにゅうされ、こどもができる。ホーガンのかたちは、にんしんちゅうのおんなのはらをあらわし、そのちゅうしんでもえているだんろは、おんなのはらのなかでじゅせいがおこなわれるさま、もえているひは、しゃせいごのおんなのはらのなかのようすなのだそうだ。