(つづき)
『インディペンデント』(じもとし)より。
きじその1 (Navajo cops say cutbacks harm safety) – Eastern Navajo Agency police officersが、 Eastern Navajo Agency Councilに2がつ4か、こうぎ(ていそ)をもちこむことになっている、というはなし。
ようするに、ナバホのけいさつかんたちが、じぶんたちのふまんをとうきょくにじきそしたのである。かれらのふまんとはおもにつぎのようなもの。
1.きゅうりょうのみはらい
2. かんりふゆきとどき
3. まともとはいえないしょくばかんきょう
1のもんだいにかんして。ちんぎんがちゃんとしはらわれない。あるけいかんは、「さくねんのざんぎょうぶんがまだしきゅうされない」という。かれがこうぎすると、たんとうしゃは、「だいきゅうやきゅうかをとることでしょりするように」というが、「じょうじよびだされ、かいさつじたいひとでぶそくなのに、じじつじょう、これはむりなはなしだ」とはこのけいかんのべん。
たしかに、このもんだいのおこっているクラウンポイントというしでは、しみんひとりにたいするけいさつかんのにんずうがいじょうにすくなく、いかにひとでぶそくで、こくしされているかがよくわかる。とうぜんのことながら、せんじゅつのけいさつかんは、「はたしたやくめにたいして、しはらいがないのではやっていけない」とうったえる。
しょくばかんきょうのれつあくさは、よさんぶそくからおこっているようだ。たとえば、よさんきんしゅくによって、しゃりょうのしようもせいげんされ、ちいきをパトロールすることもこんなんになっている。このため、はんざいりつが70%もじょうしょうした。また、おおくのけいかんがよんりんくどうのくるまをもっていない。あめやゆきのために、どろみちでしゃどうからはずれると、たちおうじょうしてしまう。ときにはすうじかんもくるまのなかで「きゅうじょ」をまたねばならない。
そちらのばあいもん、じょうしたちはきくみみをもたないという。「それがかんりふゆきとどきのりゆうである」と、けいかんたちはくちをそろえる。
*りゅうちじょうについて
ナバホもちくごとにりゅうちじょうをもっている。このクラウンポイントのけんでもんだいになっているすうかしょのりゅうちじょうは、ぜんねんのあき、もとナバホネイションのPublic Safety Directorによってへいさされたが、そのご、そのいくつかはざいどりようされている。しかし、さいばんしょめいれい (Court Order) により、はんざいしゃを8じかんいじょうこうりゅうできないことになっているので、けいかんたちがせっかくほねおってふこころえものをたいほしても、「8じかんしたらまたもどれるんだから」などといったぐあいで、はんざいしゃにひらきなおられてしまう。けっきょく、どうじんぶつがはんざいをくりかえしたすえさいたいほされるというような「いたちごっこ」がさいさんさいしおこっている。
(つづく)